2008年08月07日

神々もまた人間の造ったクローン?



人間にとってクローンは常に倫理の問題が絡んでくるが、この倫理も人間主体の倫理ということで、他の動物たちにはその倫理は及ばぬものなのだろうか。

亡くなったペットがそのままの姿で還ってくるとなれば、飼い主は歓び、業者もまたなまなかでない身入りが見込めるということで、誰も悲しむものはいない。

しかし、倫理には宗教がからみ、たとえペットの問題にしろ、はたして宗教関係者がどう感じるかは、限りなく?!?の方向だろう。
黙認ということであれば、かえって宗教そのものの意味すら問い直されるような、根源的なことと思うが、どうだろう。

だが問題は筆者も含めて、人間のクローンだと、かなりな抵抗感を持つのに、こと動物たちのクローンとなると、大幅にその抵抗感が緩むという、人間の意識の方だろう。

人間の倫理は人間同士にしか及ばない、ということをそれは示していて、人間の意識の限界をそれは示しているように見える。
いずれ商売としてのクローンが隆盛となり、クローンに対する意識がさらに日常的にも変容してきたとき、それが人間にまで及んで果たして現在の抵抗感が維持できているかというのは、はなはだ疑問なのである。

時代の変容はまぎれもなく、人間の変容をもたらし、人間の変質に及んでいる。昔は良かった、というのはなにも老人の繰り言とばかりはいえぬ、ある種人間のア・プリオリなところに根ざす悲鳴かもしれない。

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posted by キャッツ・アイ at 10:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会
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