「いいケツしてるなあ」というのは実は男の美尻感嘆の言葉なのであるから、その美尻コンテストがあっても一向に不思議ではないわけではあるが、そのケツだけをくらべていてはそれがほんとうの美尻かくらべようもないのではないか、という一面もある。
果たしてどういう選考をするのかつまびらかではないけれども、「いいケツしてるなあ」ということばの中には極めて性的な嗜好も含まれるわけで、そのカタチが全身のバランスに果たしている絶妙の魅惑を、端的に表現はしているわけではある。そこのヴィヴィッドな嗜好をどれだけ汲みとれているか、しかもふだんは衣服で覆われたところのそこであるから、魅惑の真実は微妙にズレることも考えられる。
まさしくケツだけをアップしてくらべて観てもそれは桃の品評会と変わるところはさほどなかろうから、その密度、弾力、充実度がいかばかりかということなのであろうか。しかし傷ひとつ無きプリンプリンであれば、おお麗しき美尻、愛でるべき哉、と感じる以外順位ずけなどこれまたワカらんのがふつう、むしろ桃割れに分け入って、食べてみなければわからぬ、というところでもある。
ここはオランダ大会、国際大会はパリでということらしいけれども、当然優勝者は艶といい触り心地といい、なだらかな丘陵の流れ具合突起具合、美尻から見れば裏側にある宮殿の、えもいわれぬそそり具合、なまなかな美人コンテストよりはるかな目利きの眼を要すると思うが、いかがなものであったろうか?
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