2008年04月02日
妍を競う女性文化の旗艦は、消費社会の爛熟?
いよいよ銀座も着々とその模様替えを果たしてきて、いまやまさしくクリスタル銀座と命名すべき時がきたわけである。
これに追い打ちをかけるように、銀座三越が伊勢丹との経営統合で大店舗を虎視眈々ということだから、女性の消費願望へ向ける街づくりは完璧に向かうことになるだろう。
いずれにせよ男を相手にすればあまり美しい街は出来そうもないから、これはこれで正しい文化戦略ではある。
女が立ち寄れば男が消費する、古来よりの人間社会の構図は今も揺るぎがない。これだけブランドが賑々しく軒を競えば、景観もまた壮麗に揺るぎなしである。
ただし男の行く末は多く縁なき衆生となるも必定、早く富豪の仲間入りをしなければせいぜい裏通りの飲み屋か食いもの屋でお茶を濁すしか、あまり用もなくなるのかもしれない。
まあこれも社会的地歩を固めてきた女性文化の終楽章と言えるのかもしれない。
男としては今やアリストパネスの「女の平和」の逆ヴァージョン、「男の平和」に与してその無聊を慰めるべきかもしれない。
個人的にはまだ「伊東屋」があるさ、とその橋頭保が僻地へ移転などしないことを望むばかりだが……。
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