2008年04月22日
結婚ほどローマにふさわしいドラマもなかろう!
ローマは、ハリウッド人士も一目もニモクも置く、西欧のみならず世界の聖地、劇空間と言ってもいいので、私的にもそこに降り立ち四囲を眺めやるだけで歴史が立ち込める想いがしたものである。
そのローマの誕生日が、紀元前753年4月21日というのに因んで、模擬結婚式をするというのだから、いっそ本物のカップルも入れ込んで、結婚してもらえばさらに良かったかとは思う。前日に記念のパレードも催されたようだから、結婚の背景としてローマほどふさわしい都市も少ないだろう。
伝説によれば、ローマは紀元前753年4月21日にギリシャ神話の英雄アイネイアスの子孫である、双子のロムルスとレムスにより建てられた、とされる。
ロムルスはレムスとローマを築く場所について争い、レムスを殺した。その後、ロムルスは7代続く王政ローマの初代の王となり、またローマの市名の元となったとされる。
考古学的には、この地に人々が居住したのはもっとはやく、ローマの起源は紀元前8世紀もしくは9世紀ごろ、北方からイタリア半島に移動してきた民族がテヴェレ川河畔に定住したことにさかのぼると考えられているが、恒常的に人が住むようになったのはこの頃らしい。紀元前8世紀にはじまる鉄器時代の遺跡はパラティーノの丘で発見された。
ということだが、私のローマはそれをも超えて「ローマの休日」であり「恋愛専科」であるので、スペイン広場にあのグレゴリー・ペックやオードリーがいるような錯覚、トロイ・ドナヒューとスザンヌ・プレシェットがスクーターですれ違う錯覚をもたらす劇空間ではある。
いずれにせよ結婚式はローマでするという理想は、ローマの起点という以上に、人生の起点ともしたい劇空間ではある。
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